ラグビー日本代表の“名バリスタ”は誰!? 

過去最高8強入りを果たした19年W杯日本大会の主将で、今秋の欧州遠征にも参加したフランカーのリーチ・マイケル(33=東芝ブレイブルーパス東京)が8日、都内で代表選手が気分転換や意見交換の際に活用しているコーヒーについて語った。新型コロナウイルス感染拡大後はバブル内での活動となり、19年W杯前のように近くのカフェに出向くことができなくなった。その結果、チーム内では選手が作る形が定着しているといい「上手なのは3人いる」。かねてカフェ店のオーナーを務めるなどコーヒー好きの目線で分析した。

「トップは庭井」

まず名前が挙がったのはフッカーの庭井祐輔(30=横浜キヤノンイーグルス)。リーチは「すごく上手」と褒めたたえた。

「次が稲垣」

続いて口にしたのが“笑わない男”としても知られる、プロップ稲垣啓太(31=埼玉パナソニックワイルドナイツ)。「ガッキーは上手」とこちらも高評価。

「どんどん(実力が)上がっているのがジェームス・ムーア」

最後はかつて東芝で共にプレーしたロックのジェームス・ムーア(28=NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)だった。「上手な3人」を挙げて終了…かと思えば、続けてこう言った。

「一番ダメなのは、姫野選手です」

ラグビーでは成長著しいNO8姫野和樹(27=トヨタヴェルブリッツ)に厳しい評価を下し、会場は笑いに包まれた。

今回はリーチが三菱地所とコラボレーション。8~12日の期間限定で東京・千代田区の「Marunouchi Happ. Stand&Gallery」に自らがプロデュースしたカフェをオープンさせ、こだわりのコーヒーを提供、オリジナルグッズも販売する。コーヒーはエチオピアの豆を使用したといい「今まで飲んできて、一番好きだった豆。僕の好きな味のコーヒーを飲んでもらいたい」と笑顔でアピールした。【松本航】