ノルディックスキー・ジャンプ男子W杯個人第7戦は12日、ドイツ・クリンゲンタール(ヒルサイズ=HS140メートル)で行われ、小林陵侑(25=土屋ホーム)が合計262・8点で今季2度目の優勝を果たした。

新型コロナウイルス陽性から復帰2戦目で通算21勝目をマーク。「しっくりきていなかったけど、ようやくいいパフォーマンスができた」と喜んだ。10日間の隔離から8日にチームに合流したばかり。2試合欠場のブランクを感じさせず、129・5メートル、139メートルの好飛躍をそろえた。W杯個人総合は2位に浮上。北京五輪での金メダル獲得へ「やっとシーズンが始まったと思って、ここから頑張りたい」とギアを上げていく。