ロシア・フィギュアスケート連盟は13日、19年グランプリ(GP)ファイナル女王のアリョーナ・コストルナヤ(18)が、負傷のため年末のロシア選手権(23~26日、サンクトペテルブルク)を欠場すると発表した。

右手の人さし指と中指の2本を骨折したとみられ、20日間の本格トレーニング禁止と全治6~8週間の診断を受けたという。

2年前のGPファイナル(イタリア・トリノ)で女子の当時世界最高点をマーク。20年の欧州選手権も制した。新型コロナウイルスの新たな変異種「オミクロン株」の影響で中止になったが、今年のGPファイナル(大阪)進出も決めていた。

ロシア選手権は22年北京オリンピック(五輪)代表選考の極めて重要な大会に位置づけられている。