日本アイスホッケー連盟は26日、北京五輪女子日本代表「スマイルジャパン」に内定した23人を発表した。飯塚祐司監督は選考理由について「オリンピックの経験や世界選手権での活躍、さらに強化合宿で積み重ねてきた選手を選考した」と説明。主将は14年ソチ五輪から3大会連続でFW大沢ちほが務め、8選手が初の代表入りを果たした。最年少は19歳のDF山下栞で最年長は39歳のFW久保英恵となった。

本大会でグループBに所属するスマイルジャパンは予選リーグ突破を念頭に、その先の決勝トーナメントの戦いを意識して1位通過を目指す。来年2月3日に世界ランキング9位のスウェーデンとの初戦に臨み、5日にはデンマーク(同11位)、6日に開催国の中国(同20位)、8日にチェコ(同7位)と対戦する。

飯塚監督は「鍵を握るのは、初戦のスウェーデン」。磨いてきた得点力を武器に勝って勢いに乗りたい考えで「チームの分析とともに、相手の国の分析をしつつ開幕戦のスウェーデン戦で自信を持って戦いたい」と意気込みを話した。