山形中央は力負けした。キックを多用して前進を狙うゲームプランを遂行。前半15分にはFB米田恭祐(3年)のPGで3-7としたが、体力を削られていくにつれ、点差も広がった。

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中学までサッカーのFWだった米田は持ち前の技術を存分に披露した。相手BKとのキックの応酬でも1歩も譲らなかった。「相手がスクリュー回転をかけてきたので、僕も普段は使わないスクリューをかけました。楽しかった」と納得の表情だった。

メンバー18人は今大会では飯田(長野)の17人に次いで少ない。3年生が引退すると9人しか残らない。着実に強化を続けてきた県立校ではあるが、現実的な問題が横たわる。佐藤大志監督(36)は「人集めから始めないといけない。(競技人口の)母数をいかに作っていくかが山形県の課題」と語った。

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