Bシード石見智翠館が5大会連続で元日（3回戦）敗退となった。
【スコア速報】高校ラグビー2021＞
前半は相手陣深くでFW陣がラック際を突いて2本のトライ。12－5で折り返したが、後半は無得点に終わった。終盤はボールを大きく展開する流れに持ち込んだが、終始スクラムなどで劣勢を強いられた。
8強入りした16年度を最後に、5大会連続で3回戦敗退（相手は17年度＝日本航空石川、18年度＝桐蔭学園、19年度＝京都成章、20年度＝東福岡）。先発はオール3年生で優勝候補にも挙げられたが、8強に届かなかった。安藤哲治監督（48）はわずかな差について「『今年こそは』の思いはあったけれど、常翔さんの（花園）100勝への思いも強かった。何かプラスアルファで『これ！』という武器を作れるチームにならないといけない」と悔しそうに分析した。【松本航】
