男子テニスで、日本のエースの錦織圭(32=フリー)が7日に自身のSNSを更新。17日から始まる全豪オープン(メルボルン)を含むオーストラリア・シリーズの欠場を発表した。錦織は「ホームのように感じている全豪を欠場するのは本当に残念。できるだけ早く戻れるように努力している」と英語でつづった。

錦織は、昨年9月のサンディエゴオープン開幕直前に腰を痛めた。その影響からか、股関節を故障。10月の米インディアンウエルズ大会を最後に、昨季を終了した。現在は、股関節の故障のリハビリが続いており、コート上でも練習は行っている。昨年末のインタビューでは、「腰をピキッとやって。インディアンウエルズはギリギリで治って。ただ、そこで長い試合をしちゃって。それがダメージになって、股関節が痛くなった」と話していた。

治療に関しては「リハビリしながら治していくか。ダメだったら、どうするかって感じ」とし、復帰は「とりあえずオーストラリアを目指すが、無理はしたくない」と、欠場をにおわせていた。