第2戦が行われ、女子は冨田るき(20=チームJWSC)が89・40点でW杯初優勝を果たした。姉の冨田せな(22=アルビレックス新潟)が3位に入り、姉妹での表彰台となった。

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3位となった姉の冨田せなは優勝とした妹とともに表彰台の上で喜びを分かち合った。通常よりも硬いコースコンディションだったが、臆することなく高々と舞い上がる滑りを披露し、1本目を終えた時点ではトップの84・60点をマーク。2本目は後半の着地に失敗して得点を伸ばせなかったものの、存在感を示した。先月の開幕戦でも2位入賞。8位だった平昌オリンピック(五輪)から、着実に実力を上げている。

◆スノーボード 5種目ある。ハーフパイプは雪の斜面を半円状のコースを滑り、縁からジャンプする高さや回転技の難度を競う。スノーボードクロスは複数の選手が同時にスタートし、コブやジャンプ台などがあるコースを滑って着順を競う。スロープスタイルは前半が障害物、後半はジャンプ台が3つずつ設置されたコースを滑り、演技を競う。前回18年平昌五輪から採用されたビッグエアは30~40メートルの長さがあるジャンプ台を滑り降り、空中での回転技や着地を競う。パラレル大回転は平行に設けた2つのコースを使用し、着順を競う。パラレル大回転は斜面を速く滑り降りるかを競う種目。決勝トーナメントは平行にセットされた2コースを選手が同時に滑って対戦する。