ラグビーの7人制日本代表に“メダル請負人”のノウハウが注入される。

12日、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)で英国男子を銀メダルに導き、昨年12月に男女7人制日本代表テクニカルディレクターに就任したサイモン・エイモー氏(42)が所信表明。

昨夏の東京五輪で11位だった男子、最下位の12位となった女子の立て直しに向け「ともに経験値は浅いが、たくさんの才能、可能性がある。メダル獲得の手助けしたい」と自信を見せ、24年パリ五輪を見据えた。国際的傾向の分析や、スタッフ育成にも携わる予定で「日本独自のスタンダードを作り上げたい」。男子の梅田紘一ヘッドコーチ(HC)代行(34)、女子の鈴木貴士HC(40)と連携して強化を進める。