女子世界ランキング14位の大坂なおみ(24=フリー)がメンタル面を整え、全豪オープン2連覇と3度目の優勝を狙う。15日、大会前の会見に臨み、「とても順調」と好調をアピール。先週の前哨戦準決勝は腹部負傷で棄権したが、「治りは早い」と回復に自信を示した。

今大会から気持ちの整理のために取り組んでいることがある。「日記を持ってきたので毎日、自分の気持ちを書いている。キャンドルやお香を買って、部屋でたいて、リラックスしている」。時折、パニックとなってしまう大坂にとって、心を落ち着かせることが最も大事だと分かっている。

連覇については「あまり考えないようにしている。過去3回、前年度覇者で挑んだけど、全部失敗しているから」。17日の1回戦は同53位のオソリオセラノ(コロンビア)と初対戦。「ほとんど知らない。試合前に組み合わせは見ないようにしている」。頼りはフィセッテ・コーチで「また多くの情報を教えてくれるわ」と笑顔をみせていた。