テニスの4大大会今季開幕戦、全豪オープン(メルボルン)の主催者は16日、男子シングルスで前年覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が査証(ビザ)を取り消され国外退去となったことで、1度、発表した17日の開幕日の試合詳細日程を変更した。

ジョコビッチは、当初、センターコートの夜の部の第2試合で、同78位のケツマノビッチ(セルビア)と対戦予定だった。しかし、ジョコビッチの欠場が決まり、ジョコビッチのドローの位置には、予選決勝で敗れた敗者の中から、抽選で選ばれた復活選手(ラッキールーザー)として同150位のカルゾ(イタリア)が入った。

そのカルゾとケツマノビッチの対戦は、センターコートから他コートの4試合目に移動。センターコート夜の部第2試合には、当初、センターコートに次ぐ規模のコートの夜の部第1試合に予定されていた同3位のA・ズベレフ(ドイツ)-アルトマイヤー(ドイツ)の対戦が移動することになった。

カルゾとケツマノビッチとの対戦では、センターコートの夜の部としては不十分だという判断が下されたようだ。

 

◆全豪オープンテニスはWOWOWで17~30日の期間、全日生放送、WOWOWオンデマンドで同時配信される。