21日開幕する競泳の北島康介杯(東京辰巳国際水泳場)に出場有力選手4人が20日、前日会見に臨み、大会での意気込みを語った。

東京オリンピック(五輪)女子個人メドレー2冠の大橋悠依(26=イトマン東進)は「世界水泳とアジア大会に向け新しい挑戦をしていく中で、新しい体作りをしています。冬場ではあるけど、レースの強度をしっかり入れていきたい」と話した。

「(昨年)12月ぐらいから質量ともに増やしてきました」という大橋は、年明けから新潟・長岡市内で合宿を張り、徐々にコンディションを上げている。先を見据えた体作りにも挑戦し、海外勢にも引けを取らない「パワーをつけていきたい」。今大会では200メートルの個人メドレー、200メートルのバタフライ、200メートルの背泳ぎ、100メートルの平泳ぎ、100メートルの自由形に出場する。

この日の会見には他に池江璃花子(ルネサンス)、東京五輪男子200メートルバタフライ銀メダリストの本多灯(アリーナつきみ野SC)、佐藤翔馬(慶大3年)が出席した。