カヌースラロームで16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)銅メダルの羽根田卓也(34=ミキハウス)が、現役を続行してパリ五輪出場を目指すことになった。20日に日本連盟を通じ、「24年パリ五輪に挑戦する決意をしました。この半年間自分と向き合い、皆さんの声に耳を傾けて出した答えです。5度目となるオリンピックへ向けて厳しい戦いが再び始まりますが、激流の中がまだ僕の居場所のようです」とコメントした。

羽根田は“集大成”と位置づけて臨んだ昨夏の東京五輪では10位。その後、自身の去就について「自分の心と向き合い、年内には結論を出したい」と話していた。