ラグビーの新リーグ「リーグワン」は21、22日に東京・秩父宮ラグビー場で開催予定だった1部第3節NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安-NECグリーンロケッツ東葛を中止すると発表した。リーグワン全体では11カード目となる。

19日、浦安に新型コロナウイルスの陽性者を1人確認。その時点では他の選手への感染や濃厚接触疑いが未確定のため、再検査を進めた上で前日20日に試合メンバーを登録した。だが、登録メンバーを含めて新たに2人が陽性判定を受け、試合登録に必要な選手をそろえられないことが確定した。

再試合は行われず、公式戦実施要項に基づいて勝ち点は東葛が5、浦安が0となる。東葛は第2節埼玉パナソニックワイルドナイツ戦に続く中止で、2試合合わせた勝ち点が10となる事態になった。

リーグワン1部、3部ではコロナ禍での中止が続出。現時点で中止となったカード(発表を含む)は以下の通り。

◆1部

◇第1節

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ-埼玉パナソニックワイルドナイツ(7日)

トヨタヴェルブリッツ-静岡ブルーレヴズ(9日)

◇第2節

埼玉パナソニックワイルドナイツ-NECグリーンロケッツ東葛(16日)

リコーブラックラムズ東京-静岡ブルーレヴズ(16日)

◇第3節

東芝ブレイブルーパス東京-リコーブラックラムズ東京(22日)

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安-NECグリーンロケッツ東葛(22日)

静岡ブルーレヴズ-東京サントリーサンゴリアス(23日)

 

◆3部

◇第1節

清水建設江東ブルーシャークス-クリタウォーターガッシュ昭島(15日)

九州電力キューデンヴォルテクス-中国電力レッドレグリオンズ(15日)

宗像サニックスブルース-豊田自動織機シャトルズ愛知(16日)

◇第2節

クリタウォーターガッシュ昭島-豊田自動織機シャトルズ愛知(23日)