B1新潟アルビレックスBB(東地区11位)は22、23日、信州ブレイブウォリアーズ(西地区7位)とアオーレ長岡で対戦する。21日は同会場で練習した。8、9日のアウェー大阪戦がコロナ禍で中止になり、試合は3日のSR渋谷戦以来。この間、Cチリジ・ネパウェ(32)は成功率59・2%のフリースローの改善に着手した。新潟は現在B1ワーストの23連敗中。不名誉な記録に終止符を打つために成果を形にするつもりだ。

ネパウェは208センチの長身を伸ばし、ボールを切るようにフリースローを打ち込んだ。「だいぶ感触は良くなっている」。信州戦では211センチのCウェイン・マーシャル(36)らとインサイドの攻防が必至。ファウルをもらって獲得したフリースローの成功は勝敗に大きく影響する。

ここにきて練習時の成功率はアップしている。平岡富士貴監督(47)は「フリースロー以外のシュートも良くなってきている。7割以上は成功しているんじゃないかな」と期待した。試合のなかった約3週間、ネパウェは平岡監督のアドバイスで「アーチを高くし、フォロースルーを伸ばす」ことを意識してきた。全体練習の前後に数多く打ち、オフ返上で自主練習もした。「積極的に攻撃したい」。自信を持って連敗ストップのキーマンになる。【斎藤慎一郎】