東地区のレバンガ北海道は西地区の名古屋Dに77-89で敗れ、4連敗を喫した。

第3クオーター(Q)まで6点差と競り合っていたが、第4Q残り3分5秒で葛原が負傷退場。残り2分53秒から連続失点を許し、突き放された。22年初勝利はお預けとなり寺園は「消極的な展開からのターンオーバーが、経験したことのない数になってしまった。競ることができてもミスをしていると勝つことはできない」と反省した。

5日に橋本の新型コロナウイルス陽性判定が出て以降、チーム内の選手、スタッフ20人が濃厚接触者と判定され、15日までチーム活動が停止となった。16日から全体練習再開も、状態を万全に整えるには、時間に限りがあったのは否めない。佐古賢一監督(51)は「昨日以上に自分たちの不注意や集中力が落ち、戦うことを休んだ状態からのミスが続き、失点につながってしまった」と振り返った。

9、10日の三遠戦がコロナ禍で中止となったため、26日の次節新潟戦(北海きたえーる)が年明け初の本拠開催となる。寺園は「試合ができたことがうれしい。またバスケのある日常を、皆さんと一緒に楽しめるように頑張りたい」。札幌でしっかり出直しの白星を挙げ、勢いを取り戻す。