競泳の世界選手権(6月18日開幕=ハンガリー・ブダペスト)の日本代表に決まったバタフライの水沼尚輝(25=新潟医療福祉大職員)の激励壮行会が12日、長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで開かれた。同会場での中村真衣カップの開会式後に行われた。

国際大会日本代表選考会(東京・辰巳)の100メートルバタフライ決勝(5日)で、日本記録を13年ぶりに塗り替える50秒86をマークしたばかり。13日の同種目に出場する水沼は「一番は、みなさんの前で日本記録を出すことですが、ジュニアの選手にこういう選手が身近にいることを感じてもらいたい」と話した。

19年の世界選手権(韓国)と、昨年の東京五輪はともに準決勝どまりだった。「世界選手権は決勝でどう戦うか、です」と世界舞台での決勝レースをイメージしていた。