市街地を舞台にした自転車レース「富士山サイクルロードレース 富士クリテリウムチャンピオンシップ」の決勝(30周、54キロ)が20日、富士市で開催された。クリテリウムとは、短距離周回レースのこと。富士市役所などが並ぶ「青葉通り」に、1周1・8キロの特設コースが設置された。
全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)、ジャパンサイクルリーグ(JCL)、日本学生自転車競技連盟(JICF)の主要3団体の選手が参戦し、クリテリウムの王者を決めるのは、国内ロードレース史上初めて。19日の予選を突破した各団体上位25人、計75人で日本一の座を争った。
富士市を拠点にする地元プロチーム「レバンテフジ静岡」の高梨万里王(20=富士宮市出身)、佐野淳哉(40=静岡市出身)も決勝レースに出場した。高梨は22位、佐野は66位だった。それぞれ、一時先頭に立つなど、地元レースを盛り上げた。高梨は「中盤に飛び出して、良いところを見せようと思った。地元の応援のおかげで120%の力は出せた」と振り返った。
ベテランの佐野は次回開催を熱望した。「多くのお客さまに足を運んでいただけた。今後も開催していただければうれしい。興味を持ってもらうため、子供向けのレースをつくるのもおもしろいと思う」と提案した。【古地真隆】


