4大大会4度の優勝を誇る世界77位の大坂なおみ(24=フリー)が、21年全豪以来の優勝を逃した。
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同2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)に4-6、0-6のストレートで敗れ準優勝。今大会の準優勝で、4日に発表予定の最新世界ランキングでは、36位にまで上昇する予定だ。
敗れたとはいえ、大坂は、世界女王復活への道を描く。「今は、(5月の)全仏でシードになるのが1番の目標」。そして、年末か来年には「トップ10に入り、NO・1になりたい。ちょっと言い過ぎたかな。トップ5にしておくわ」。
それには、苦手な赤土と芝のコートで、少しでも上位に進出したい。次戦は28日開幕のマドリード。全仏につながる赤土の幕開けだ。すでに、克服の構想はある。「人生で初めて、欧州で(赤土の)トレーニングをしようと思っている。大会1週間前には欧州に行く」。以前より早く欧州入りして慣れる作戦だ。
芝より赤土の方が、対応できると本人は見ている。「専門家ではないけど、自分の動きができれば、かなり行けると思う」。土の質は異なるが、大坂は、ジュニアの頃、米国の土のコートで戦った経験も多い。
今後に向けて、今大会の決勝進出は大きかった。再び決勝で戦えるという自信も戻り、精神的にも成長したという。「以前なら、(今日のような日は)ロッカーで泣いていたような気がする。でも、もう泣きたくはない」。
ただ、課題は多い。決勝のように、リターンがうまくいかないとか、ひとつの作戦が働かないときに「どうしていいか分からなくなった」。また、赤土では、強打一辺倒では勝てない。どれだけ技術や戦略の幅を広げられるか。それが、赤土や芝の攻略のカギだ。


