初代オリンピック(五輪)王者の堀米雄斗(23=ミクシィ)が、2度目の頂点に立った。東京五輪スケートボード男子ストリート金メダルの堀米は前日の予選を1位通過。この日の決勝も1本目から安定した滑りでトップに立ち、雨天のために3本目以降がキャンセルされて優勝が決まった。

堀米のXゲーム優勝は19年に続き2回目。初の日本開催での優勝に「夢の大会で、多くの人に見てもらって優勝できた。最高にうれしい」と話した。

2位には15歳の池田大輝(ムラサキスポーツ)が入り、3位は東京五輪9位の白井空良(20=ムラサキスポーツ)。女子パークに続いて、日本勢がメダルを独占した。

また、女子ストリートは東京五輪銀のライッサ・レアウ(14=ブラジル)が優勝。同銅メダルの中山楓奈(16=ムラサキスポーツ)が2位、予選トップだった織田夢海(15=ムラサキスポーツ)は4位に入った。東京五輪金メダルの西矢椛は参加していない。

男子パークは永原悠路(16=ALUT)が4位に入り、笹岡健介(23=MKグループ)は7位だった。

【荻島弘一】