東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)は58秒82で4着だった。

この種目の約45分前には50メートル自由形を24秒78で制し、今大会3つめのタイトルを手にした。優勝し、池江は「復帰後ベストを出せて素直にうれしい。このあと200メートルバタフライがあるので、少し余力を残してこの50メートルを泳ぎたいと思っていた。あまり力まず、しっかり優勝できて良かった」とうなずいていた。

午前の予選では、50メートル自由形で全体1位、100メートルバタフライは全体5位で決勝に進んだ。

池江は3月の国際大会日本代表選手選考会では、派遣標準記録に届かず代表入りを逃した。今大会は、アジア大会(9月、中国・杭州)の追加選考会として行われ、池江は初日の50メートルバタフライと3日目の100メートル自由形をいずれも派遣標準記録をクリアして優勝した。