新潟アルビレックスBBは15連敗を喫した。群馬クレインサンダーズに79-85の惜敗だった。SFロスコ・アレン(28)が体調不良でベンチを外れ、Cチリジ・ネパウェ(32)が悪質なファウル2つで第1クオーター(Q)途中で退場する中、PFジェフ・エアーズ(35)がBリーグ自己最多34得点と奮闘。それでも及ばなかった。新潟(東地区)は5勝44敗で残り3試合全勝でも、三遠ネオフェニックス(西地区)の勝率に届かず、初のリーグ全体最下位(22位)が決まった。

エアーズが果敢に攻めた。34得点で、16リバウンドのうちオフェンスリバウンドが6と攻撃に絡んだ。30日の1戦目は体調不良で欠場。この日は「少しでもチームを助けられれば」と両チーム最長の39分41秒の出場だった。

67-67と同点で始まった第4Q、開始3分で74-69とリード。この後、力尽きるように連続9失点で逆転されたが「チームでカバーし合って戦えた」とエアーズ。外国籍選手2人を欠きながら互角に戦い抜いた。平岡富士貴監督(48)は「残り3試合、最後まであきらめずに頑張る」。連敗を止め、3連勝でシーズンを終える決意を示した。