ラグビー・静岡ブルーレヴズが、8日のリーグワン今季最終節のBL東京戦(ヤマハスタジアム)に臨む。6日に磐田市内で練習を公開。実戦形式で激しいコンタクトを見せ、攻撃でもパス回しからトライへの意思疎通を確認した。2月5日の第5節BL東京戦では、26-59と大敗した。ロック大戸裕矢主将(32)は「あの時からチームはレベルアップした。これまでやってきたことを出し切り、フォワード勝負で勝ちたい」と力を込めた。

今季は世代交代を進めながら、守備力を中心に磨きをかけてきた。4位以内のプレーオフ進出枠を逃し、現在は8位。堀川隆延監督(48)は「上位クラブに勝ちきれなかった」と悔しさをにじませる一方、「若手が経験を積み、チームは大きく成長している。最終戦に集大成をぶつけ、来シーズンにつなげたい」と望んだ。地元ファンを白星で喜ばせ、今季を終えたい。【倉橋徹也】