全日本スキー連盟は10日、今季活躍した選手をたたえる「スノー・アワード」を実施。北京オリンピック(五輪)フリースタイルスキー男子モーグルで銅メダルの堀島行真(24=トヨタ自動車)が優秀選手に選出された。

北京五輪では開会式で“バク転”を披露したことで話題になった。式典が始まる直前、テレビ局からの質問で「どんな行進をしたいか?」と聞かれたことで、「特別なことをしなきゃいけないのかなと思い、バク転くらいならできるかなと思った。その“振り”がなければやらなかった」と経緯を振り返った。

その開会式終了後のバス移動中、インターネットで「あのバク転をしたのは誰だ」と話題になったことに気づいたという。知人からも「お前じゃないよね」と問い合わせが来るなどしたことで、「大変なことになっている」と感じた堀島。

恐る恐るJOC関係者に確認したところ、「『大丈夫』と言われて安心した」。舞台裏でのやりとりを笑顔で明かした。

開会式翌日は予選2回目から勝ち上がり、銅メダルを獲得。「今年はW杯12戦、五輪も含めると13戦すべてで表彰台に立つことができた。競技キャリアで1番いいシーズンを送ることができた」と納得の表情を浮かべた。