米バスケットボール女子リーグのWNBAで、ミスティックスの町田瑠唯(29)がデビュー3試合目で初先発。29分4秒間のプレーで9得点4アシストをマークし、司令塔のポイントガードとして逆転勝利に貢献した。チームは開幕3連勝。

主力選手が急きょ欠場することになり、先発での出番が回ってきた。午前の練習時にスタメン起用を伝えられたそうで、「急に言われたのでちょっと心の準備ができてなかったけれど、やるしかないと思った。試合の出だしはすごく緊張していたが、後半しっかり切り替えて、試合に勝つことができて良かった」と振り返った。

第3クオーターにはWNBAに参戦して初の3点シュートも成功。「前半はあまりいいリズムで打てていなかった。後半はチャンスがあれば狙っていこうと思っていた」とうなずいた。

町田は昨夏の東京オリンピック(五輪)で日本代表の銀メダル獲得に貢献。国内のWリーグのシーズン終了後に渡米し、5月からはWNBAでワシントンに本拠地を置くミスティックスでプレーする。