女子テニスで、4大大会4度の優勝を誇る大坂なおみ(24=フリー)は12日、次世代のアスリートを支援するためにマネジメント会社「EVOLCE」を設立すると発表した。

大手スポーツマネジメントIMGで、大坂の代理人だったスチュアート・ドゥグッド氏と共同で設立した。

大坂は、新会社設立に当たり「私たちの考え方を反映した会社を設立できることをとてもうれしく思う」と、メッセージを発表。「テニスをプレーするだけでなく、スポーツの境界を越えてアクティビストとして、ビジネスウーマンとして、また慈善家として活動することを目指した」ことが、新会社設立の意図だとした。

大坂は、新会社を通じて、既存の境界を越えようとするアスリートの代弁者となり、ブランドパートナーシップ、投資、出資事業の立ち上げ、慈善活動などの事業を支援していくとしている。大坂自身は、これまでIMGとマネジメント契約を結んでいたが、今後の関係については触れていない。