第3戦は岡篤志(26、EFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチーム)が2時間33分37秒で優勝した。

時折、強い雨が降る中、レースは序盤から仕掛けるチームが見られたが、最終周回終盤でも10人余りが争う展開となった。最後はフィニッシュ地点200メートル手前の上りで先頭に出た岡が逃げ切った。

チーム右京のネイサン・アール(オーストラリア)は3分9秒差の20位に終わったが、3戦合計8時間14分19秒で個人総合時間首位の座を守った。同2位は7秒差で同僚のベンジャミン・ダイボール(オーストラリア)。この結果、アールの総合優勝が濃厚になった。

大会はコロナ禍で一昨年は中止。昨年は、例年の8ステージを3ステージに縮小して開催された。今年は4ステージ。海外チームは参加せず、国内16チームが出場している。22日には最終の第4戦・東京ステージが行われる。