北京オリンピック(五輪)銀メダルのロコ・ソラーレが中部電力との初戦に臨んだ。

五輪後、国内最初の試合。先制したのはロコ・ソラーレだった。第2エンド、スキップ藤沢五月の最終ドローショットがナンバーワンストーンとなり、1点を先取した。序盤の拮抗(きっこう)した展開の中、藤沢は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

第3エンドに中部電力に2点を奪われ逆転されたが、第4エンドに藤沢の最終投は正確にストーンの真ん中を射止め、2点を取り返して3-2と再びリードした。藤沢は笑顔を浮かべた。

続く第5エンド、藤沢のショットはナンバーワン・ストーンを奪えず、後攻の中部電力に最終投が決まり2点を奪われた。シーソーゲームは中部電力に3-4とリードされる展開で、前半戦を終了した。

第5エンドを終えた時点でのショット成功率は、ロコ・ソラーレの81%に対し、中部電力が84%。ライバル相手に苦戦を強いられる中、後半戦へ向かった。