ロコ・ソラーレが“4強”の一角である富士急を下し、開幕4連勝。唯一の無敗をキープした。富士急は通算2勝2敗。

ロコ・ソラーレは第5エンド(E)に2点を与えて同点に追い付かれた。その後は互いに1点を取り合う展開となったが、第8Eに大量3点を奪って流れを一気に引き寄せた。

31歳の誕生日だったスキップの藤沢は、前半に我慢を強いられる展開のなかでしっかり我慢できたとまず回顧。その上で「後半に自分たちからチャンスをつくり、点数を取ることができた」とうなずいた。

第8エンドでは自身も見事なショットを2本そろえたが、チーム全員で手にしたビッグエンドだったと強調。「(リードの吉田)夕梨花のところから、自分たちのやりたい展開にすべて持って行けた。チーム全員で決めたエンドだったかなと思う。だからこそ相手にプレッシャーをかけることができた」。満足そうにうなずいた。

25日は、昨秋に日本代表の座をめぐって激闘を繰り広げたフォルティウスと激突する。「相手は良いチーム。良いショットが来ると思うが、それ以上に良いショットを投げられるように集中力を保ちたい」と気持ちを引き締め直した。