一昨年度に大学日本一に立った天理大が、昨季関東対抗戦4位の慶大に競り勝った。

慶大は前半10分にWTB佐々仁悟(3年=国学院久我山)が先制トライを挙げ、同39分にはフッカー中山大暉(2年=桐蔭学園)が加点。前半は互いに2トライずつを挙げ、14-12と天理大リードで折り返した。

天理大は後半6分にWTB豊田祐樹(3年=天理)、同20分にはフッカー寺西翔生(2年=常翔学園)がトライを挙げて突き放した。後半ロスタイムには1年生ながら先発したFB上ノ坊駿介(石見智翠館)が、ダメ押しのPGを決めた。

慶大は5月22日の明大戦は17●22、同29日の早大戦は21●38といずれも敗戦。

2季ぶりの関西制覇と大学日本一を目指す天理大は5月1日の京産大戦で52○35で勝つなど順調な仕上がりを見せている。