ラグビーのウルグアイ代表(世界ランク19位)が17日、日本代表(同10位)とのテストマッチ(18日、東京・秩父宮ラグビー場)を前に「シブヤ」への驚きを口にした。

会場で戦術の確認など最終調整。二手に分かれて9、10日に来日し、新型コロナウイルス関連の制限が解除されてからは、自由時間を使って東京・渋谷に出掛けたという。先発するプロップのイグナシオ・ペクロ(23=ペニャロール)は「渋谷の中心街に行けて楽しかった。本当に信じられない。渋谷の街には1日300万人が来ると聞きました。ウルグアイの人口(約350万人)に匹敵しますから」と目を丸くした。

日本との2連戦に向けては順調に調整できた様子。この日は蒸し暑い天候となったが、WTBバルタサール・アマヤ(23=ペニャロール)は「ウルグアイの気候も寒い日があれば、暑い日もある。慣れています」と頼もしい。

大分・別府合宿を過ごした日本代表候補で構成された日本代表に対しては「10番の選手(SO田村優)が司令塔の役割でポイントになってくる」と警戒し、「明日は攻撃面に集中して戦いたい。日本と対等な試合をしたい」と言い切った。【松本航】