日本記録保持者の青木玲緒樹(27=ミズノ)が準決勝1組で1分6秒07の2着、全体5位で、8人による決勝に進出。「落ち着いてレースができた」とうなずいた。

予選では「すごく緊張してしまった」ことでスタート時のミスを招いた。それでも16位で辛くも準決勝に滑り込み、「ぎりぎり残れてチャンスをいただいた。落ち着いて自分のレースができれば、決勝に残れると思っていた」。同じミスはおかさず、自分の力をしっかり出し切った。

3月の国際大会日本代表選手選考会で、1分5秒19の日本新記録をマークした。そのベストタイムに近いタイムを出せれば、20日の決勝でも上位争いが可能だ。

前回大会ではわずか0秒04差でメダルを逃した。その悔しさを晴らしたい。