卓球女子のホープに強力な援軍が加わった。

マネジメント会社「サニーサイドアップ」は1日、木下アカデミー所属の張本美和(14)とマネジメント契約を締結したと発表した。

元サッカー日本代表の中田英寿氏(45)や21年東京五輪(オリンピック)体操男子団体総合銀メダルの北園丈琉(19)ら、競技の枠を超えてサポートする同社と手を組むことになり、張本は「両親とも相談し、この契約で競技だけではなく勉強にも専念できると思っています。卓球ではシニアで日本だけではなく世界でも戦える選手になれるよう努力していきますので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

東京五輪男子団体銀メダリストである兄智和(18)に負けじと、張本は2歳で本格的に卓球を始め、史上最年少の10歳でTリーグデビューを果たした。木下アビエル神奈川の一員として、21年9月には13歳2カ月でTリーグ史上最年少勝利を記録。同年12月の世界ユース選手権では4冠を達成した。

中学生ながらトップカテゴリーで活躍する張本は、文武両道でも知られている。マネジメントの部分でサポートを受けながら、さらなる高みを目指していく。