ラグビーのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2022」に臨む日本代表(世界ランク10位)が、またもアクシデントに見舞われた。

フランス(同2位)との一戦を2日に控え、1日は会場の愛知・豊田スタジアムで前日練習。だが、SOで先発予定だった山沢拓也(27=埼玉パナソニックワイルドナイツ)の姿がなかった。その後、この日朝に新型コロナウイルスの抗原検査で陽性となったことが明かされた。

先発SOには当初控えだった李承信(り・すんしん、21=コベルコ神戸スティーラーズ)が入り、控えには前日30日に代表へ合流したCTBシェーン・ゲイツ(29=NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安)がメンバー入りする見通しだ。

日本代表からは30日にもフッカー堀江翔太(36=埼玉パナソニックワイルドナイツ)、SH斎藤直人(24=東京サントリーサンゴリアス)、FB野口竜司(26=埼玉パナソニックワイルドナイツ)が抗原検査による陽性で離脱しており、強豪フランスからの初勝利を目指す一戦へ、難しい状況下での準備を強いられている。【松本航】