全国高校総体女子バレーが徳島県で開幕。予選グループ戦が29日に行われ、東北勢6校中4校が決勝トーナメントに進出した。今春の全日本高校バレー(春高バレー)準Vの古川学園(宮城)は、福井工大福井に2-0のストレート勝ち。

古川学園の昨夏は準々決勝で下北沢成徳(東京)に0-2のストレート負け。8強で夏を終えた。その悔しさを糧に、春高バレー準V、今年3月の全国私学大会優勝と着実に力をつけてきた。目標は日本一。熊谷仁依奈主将(3年)は「もちろん日本一を目指していますが、1戦1戦しっかり戦うことが今回の目標。1戦1戦、自分たちのプレーを完成させた先に結果がついてくると思う。上だけを見ずに、目の前の試合に向き合いたいです」。10年以来の「夏の女王」へ向け1戦1戦、勝利を積み重ねる。