ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)が“50歳初戦”に臨んだ。31日、北海道・名寄市ピヤシリシャンツェ(ヒルサイズ=HS100メートル)で行われたサンピラー国体記念サマージャンプ大会に出場した。1回目77メートルで19位タイから、2回目87メートルと距離を伸ばし、14位でフィニッシュした。2回目の成績は全体7位だった。「そこそこだった。うまくまとめられたんじゃないかなと思う」と振り返った。
6月6日に50歳となり、迎えた初めての公式戦だった。年齢は「全然気にしていない。今までと変わらない」と気持ちの変化はない。だが周囲は違う。「自分は何とも思っていないけど、やっぱり50っていう数字はたくさんの人が気になると思う。50歳になった今季は去年より優勝したい」と士気を高める。
昨季は1月30日雪印メグミルク杯(札幌市大倉山)で優勝を果たした。4季ぶりの国内制覇で「自信もついた。まだまだ自分の能力というか対応力とかも全然衰えていないと再確認できた。まだまだイケるなって」と手応えを得た。だから今季は「2~3勝はしたい。僕が勝ったり、成績を出すことで『葛西すげー』ってなると思うので。応援してもらえたらまた頑張れるし、頑張ればみんな元気になると思う」。五十路(いそじ)ジャンパーとなったレジェンドは、まだまだ羽ばたき続ける。


