関西学生アメリカンフットボール連盟は29日、大阪市内で9月1日に開幕する今季の実施概要を発表した。

今季は3年ぶりに有観客で開催され、1部8チームで総当たりで全28試合を行う。優勝校は、各地区代表が出場するトーナメント形式の全日本大学選手権に出場する。同選手権の決勝は、第77回甲子園ボウルとして、12月18日に甲子園球場で開催される。

昨季6位の同大小宮弘明監督(62)は「ここ十数年入れ替え戦に出て落ちてを繰り返したが、昨年ようやく脱却した」と話した。

今年からコーチ陣を一新した。20年に日大を復活の甲子園ボウルに導いた立命大OBの橋詰功氏(59)がヘッドコーチに就任。小宮監督は「同志社が低迷しているのはアメフト界の損失だと快諾をいただいた」と就任の舞台裏を明かした。立命館宇治、立命館守山などで高校生への指導経験もあり「学生目線に立った見方ができる方」とその指導ぶりを語った。

同大は9月3日、MKフィールドエキスポで関西大との初戦を迎える。