日本ラグビー協会は21日に都内で理事会を開き、男女7人制日本代表の強化体制などを確認した。

男子は現在、梅田紘一ヘッドコーチ(HC)代行が指揮。今後に向けて岩渕健輔専務理事は「あらためてHCを任命し、体制を変更して進めると承認をとった。(新HC)ご本人との最終調整が必要だが、できるだけ今月中に発表したい」と説明した。女子は9月のW杯南アフリカ大会で過去最高の9位に導いた、鈴木貴士HC体制を継続する。

またトップリーグ決勝を兼ねた第58回(21年5月)を最後に開催できていない日本選手権に関して、岩渕専務理事は「私の思いとしては、とにかく速やかに開催したい。かなりの議論をしている。具体的な方向性を、そろそろ出さないといけない時期」と言及。22~23年シーズンのリーグワン決勝と兼ねる可能性は「現実的な方向性ではない」とした上で「新たな形として、スケジュール調整をしています」と説明した。【松本航】