世界56位の西岡良仁(26=ミキハウス)が大金星を挙げた。全仏、全米準優勝で、世界2位のカスパー・ルード(ノルウェー)に6-2、3-6、6-2のフルセットで勝ちベスト4に進出。日本男子が世界のトップ2を破るのは、16年全米準々決勝で錦織圭(32)が当時世界2位のマリー(英国)を破って以来6年ぶり6度目。日本男子トップ2撃破の記録は次の通り。

◆92年ステラアルトワ・グラスコート選手権準決勝 松岡修造<81> 1-6、7-6、10-8 エドベリ(スウェーデン<2>)

◆11年スイス室内準決勝 錦織圭<32> 2-6、7-6、6-0 ジョコビッチ(セルビア<1>)

◆13年マドリードオープン3回戦 錦織圭<16> 6-4、1-6、6-2 フェデラー(スイス<2>)

◆14年全米準決勝 錦織圭<11> 6-4、1-6、7-6、6-3 ジョコビッチ(セルビア<1>)

◆16年全米準々決勝 錦織圭<7> 1-6、6-4、4-6、6-1、7-5 マリー(英国<2>)

丸数字は当時の世界ランキング。73年に現行のコンピュータ世界ランキングができて以来の記録。