北京五輪銅メダル、世界選手権金メダルの坂本花織(22=シスメックス)は「久しぶりにこういう、4人で戦う。久しぶりなので、すごく楽しみにしてました。個人競技ですけど、みなで頑張るの好き。出られてうれしいです」と笑顔で歓迎した。

9月のロンバルディア杯(イタリア)に続く今季2戦目となる。「終わってから、もう1回ちょっと調子が落ちてしまい、そこから上げるの必死で。いまだに戻りきったか、わからないくらい。でも最後まで全力で」と掲げた。

先日明かしていた右手小指の骨折については「最近、まだ病院にいけてなくて現状は分からない。いまも痛い、治りきってはないのかな。でもだいぶ生活、練習に支障なくできている。良くはなっていると思います」と回復に向かっている様子。

世界女王として迎えるシーズンにもなるが、「恥ずかしくならない成績を残さないといけないですけど、切り替えて、次の目標に向かって進み出す第1歩として今季を挑めたら良い。今季2戦目ですが、コツコツ、前より良い演技ができたらいいと思ってます」と前に進む。【阿部健吾】