全国都道府県対抗eスポーツ選手権は15～16日に日環アリーナ栃木で行われ、公式種目として加わった「Shadowverse（シャドウバース）」で香川県代表の「あおどり」が学生日本一に輝いた。

学生の部は中学生から大学生までが対象。各都道府県、ブロック予選を勝ち抜いた7人と、開催地の栃木県代表の1人を合わせた8人が決勝トーナメントに出場した。

「あおどり」は決勝で滋賀県代表の「ランゴロウ」と対戦。2バトルを連取されたが、そこからフルセットに持ち込んだ。最終戦はカードをうまく引き寄せて勝利をもぎとり「一緒に練習してきた友達や仲間に『ありがとう』と『これからもよろしくお願いします』とまずは伝えたいです」と喜びをかみしめた。

シャドウバースは「フォロワー」「スペル」「アミュレット」という3種類のカードで40枚のデッキを編成して戦い、相手リーダーキャラクターの体力を0にしたら勝利となる、スマートフォンで遊べるゲーム。22年現在、日本語を含めて9言語が世界にリリースされ、累計ダウンロード数は2700万を突破している。優勝賞金1億5000万円の世界大会が開催されるなど、多くのユーザーに親しまれている。