2月の北京オリンピック(五輪)で個人ノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダルの小林陵侑(25=土屋ホーム)は合計249.9点で2位だった。

1回目に94.5メートルを飛んで2位で出ると、2回目は距離を伸ばして95.5メートル。「内容は良かったんじゃないかな」と納得はしたが、二階堂蓮(日本ビール)が1、2回目とも全体トップの97.5メートルと98.5メートルを飛んだことで表彰台の最も高い位置は譲った。

この時期、結果にはこだわっていない。「まあ悔しいっすけど、まあこんなもんかな」。サマージャンプの最終戦と決めており「夏の最後、ひと踏ん張りと思って出場して楽しめた。冬に向けて、けがなく終われて良かった。次はW杯優勝に向けて頑張っていきたい」と終始笑顔を見せた。表彰式も上機嫌で観客席に手を振っていた。【木下淳】

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