宇都宮がホーム開幕戦で惜敗した。とちぎ国体が行われていたこともあり、リーグ開幕から4週目にして、ようやくホームでの試合。ティップオフ前には、昨季のチャンピオンリング贈呈式も行われた。満員4415人のファンの大声援に押され、第1Qは20-15と出足好調だった。

しかし、第3Q終了までに2点差に詰め寄られると、第4Qに逆転を許す。猛追するもわずか2点届かず、ホーム開幕を白星で飾ることはできなかった。今季通算も3勝4敗となり、再び黒星が先行した。

佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチ(38)は「肝心なところでターンオーバーがあった」としつつ、「今年の6試合の中では一番、手応えがあった」と内容は評価した。

15得点、6アシストと活躍したエース比江島慎(32)も「勝って声援に応えたかった」と悔しがりながら、「内容は良かったと思う。1試合1試合、確実に成長できている」と前向きにとらえていた。

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