日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク12位)が3連敗となり、B組最下位で全日程を終えた。

イタリア(同5位)に8-21で敗戦。それでも格上がそろったB組で成長の跡を残した。

レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)、主な選手のコメントは以下の通り。

▽マッケンジーHC この痛みは大きなものだし、本当にすごく悔しい。ただ、選手たちにはプレーし続けることができたことを誇りに思ってほしい。

数年間積み上げてきて、プレーヤーのレベルが高くなってきていること、たくさんの可能性を秘めていることにあらためて感謝し、感動している。

▽プロップ南早紀主将(横河武蔵野) 前回のW杯から5年間、ここを目指してやってきて、自分たちはベスト8に行くのだという強い思いがあった。そこに届くことできず、残念な気持ちでいっぱい。

キャプテンとしてチームを引っ張っていく上で何が必要だったのか、自分が積み上げてきたものは間違っていなかったと思うが、チームを作っていくために必要なものも学んだ。やはり勝ちたい。

▽NO8斉藤聖奈(三重パールズ) 悔しい。前回は世界を知った大会となり、今回はチャレンジした大会。世界の壁は厚くて、自分たちが結果を出せなかったのは悔しいが、ここまで上り詰めてきていることを世界に示すことはできた。世界と比べて、日本はアタック力がまだまだだと思う。

▽FB松田凜日(日体大) 本当にただただ悔しいという気持ちしかない。W杯は次回(3年後)もあるので、それに向けて、今回得た課題や修正点を、次に向け生かしていきたい。次回出場できたときには、1試合目から自分のパフォーマンスが出せるように準備したい。

◆W杯全成績

◇10月9日 5●41カナダ(世界ランク3位)

◇15日 17●30米国(同7位)

◇23日 8●21イタリア(同5位)