関東大学ラグビーリーグ戦4部1位の新潟食料農大が11日、来季の同3部昇格を懸けた玉川大(3部8位)との入れ替え戦(東京・国士舘大多摩グラウンド)に挑む。

創部3年目。昨季の5部全勝での昇格に続き、今季も4部を7戦全勝で制覇した。勢いを止めずに一気に3部昇格を決める。

   ◇   ◇   ◇

自信がある。ゲームキャプテンのフランカー尾沼尚樹(2年)は「変な緊張をせず、やってきたことを出す」と言う。玉川大とは8月の菅平合宿で合同練習を行った。「バックスで走ってくる」と分析しつつ、「僕らはFWに自信がある」。合同練習では押し負けなかった。スクラム、ラインアウト、セットプレーで主導権を握りにいく。

創部3年目。全勝で4部昇格を決めた昨季に続き、今季も圧倒的な強さで4部を制した。7戦全勝で全試合30得点以上をマーク。最も競った第7週・順大戦(35-26)は尾沼ら主力を負傷で欠いていた。創部1年目は19人だった部員は52人に。「1年生はバックスが多い。新しい知識を持って入ってきてくれた」(尾沼)と選手層も厚くなった。

専用グラウンドを持たず、練習は胎内市の公園などを使用。照明設備がなく、日没の早い冬場は午後5時には活動できなくなる。近郊の開志国際高との週に1度の合同練習が唯一、専門施設を使える日だ。午前6時半から早朝練習、学年別に授業の合間や昼休みの自主トレと工夫しながら取り組んできた。

谷崎重幸監督(64)は「個人が努力をしてきた。気負いはない。今まで通りにやるだけ」と言う。4日には2部の山梨学院大Dチームと練習試合をし、26-31。バックス主体のチームと接戦を演じ手応えをつかんだ。準備は整った。「毎年違うチームと対戦することが目標。ここは通過点」。3部昇格へ、尾沼は自信をあらわにした。【斎藤慎一郎】