全国高校ラグビー大会第2日は28日、大阪・花園ラグビー場で1回戦11試合が行われた。

茗渓学園(茨城)は、光泉カトリック(滋賀)との対戦で、強化してきたFW陣が破壊力抜群で、53-0で快勝した。30日の2回戦ではBシード国学院栃木と対戦する。

44大会ぶり4度目の出場となった加治木工(鹿児島)は、若狭東(福井)と一進一退の攻防。後半に1トライを挙げて7-0で勝利した。前回出場した78年度大会以来の花園白星をゲット。次戦はBシード東海大相模(神奈川)と激突する。

創部4年目で2度目の出場となった倉敷(岡山)は、劇的な花園初勝利を挙げた。城東(徳島)に5点リードされていた後半ロスタイムに自陣ゴール前から一気に反撃。同点トライ、直後のゴールキックで勝ち越したところでノーサイドとなった。江の川(現石見智翠館)や尾道(広島)を花園常連校に育てた梅本勝監督(59)が、同校を率いて、初の勝利をもたらした。

今大会唯一の初出場校だった立命館慶祥(南北海道)は、7-34で石見智翠館(島根)に敗れて敗退。

開志国際(新潟)は、54-10で関谷工(長野)を破って、花園初勝利。

30日には2回戦16試合が行われる。

選抜、7人制に続く3冠を目指すAシード報徳学園(兵庫)、優勝候補の呼び声高いAシード東福岡、さらに連覇を目指すBシード東海大大阪仰星(大阪第3)などシード校が初戦を迎える。

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