過去優勝5度の国学院久我山(東京第1)が、2大会連続の年越しを決めた。

前半7分にCTB下坂陸(3年)のトライで先制すると、同17分には左大外へ展開してWTB鈴木彪馬(3年)がトライ。だが相手の出足の早い防御やモール封じに苦戦し、前半を14-10で折り返した。

後半はFWが徐々に前へ出始め、9分にプロップ道浦康介(2年)がラック際へトライ。防御は後半ノートライと安定し、元日の3回戦進出を決めた。

土屋謙太郎監督(61)は「勝って反省できて良かった」と厳しく評価し、3回戦のAシード報徳学園(兵庫)戦に向けて「この2試合はシンプルにやってきた。次は厳しいゲーム。出し惜しみなく、オプションを増やしていきたい」と大一番を見据えた。【松本航】

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