3月の世界選手権代表(さいたまスーパーアリーナ)の友野一希(大阪・上野芝スケートクラブ)が82・50点で首位発進した。

今年初戦。中盤の4回転サルコーでの転倒に、「サルコーがちょっと上がりきれなくて、崩れて、こけるかこけないかという練習が多かったので、それが出たなと」と振り返った。

苦手意識の払拭(ふっしょく)が当面の課題となる。「フリーだと一呼吸置いてからいけるので、けっこう自信はあるんですけど」とジャンプに入るまでの間の違いが大きいという。今後は世界選手権まで2回の試合形式での演技を予定し、「2月はしっかりつめて、1回一呼吸おいて、3月また詰め直したいなというのがあります」と調整を進める。