ロコ・ソラーレの創設者で、マリリンの愛称で知られる本橋麻里代表理事(36)が、チームの妹分にあたるロコ・ステラのサードとして日本選手権に出場。大会2戦目で勝利を収めた。

ワイルドカードで出場権を勝ち取ったチームは、「LS北見」として今大会に初めて臨んでいる。本橋は「まだよちよちのチームだけれど、ロコ・ソラーレと同じ舞台で戦いたいという夢でやってきて、ひとつスタートラインに立つことができた」と目を細める。

本橋は06年トリノ五輪、10年バンクーバー五輪に出場し、2大会連続入賞。その後、故郷の北海道北見市にロコ・ソラーレを立ち上げ、18年平昌五輪ではリザーブとしてチームを支えた。選手として休養期間を挟んだあと、20年12月にロコ・ステラのメンバーとして公式戦に復帰した。

今大会では1次リーグ突破を目標に掲げている。「私が引っ張るというより、みんなで戦っているチーム。ステラらしく、元気で明るいスタイルで戦いたい」。1次リーグ最終日の2月3日にはロコ・ソラーレとの“真剣勝負”が組まれている。