男子はトナミ運輸が5連覇を達成した。初優勝を目指したジェイテクトを2-1で下した。

コーチ兼任の園田啓悟(32)は前日の準決勝に続いて第1ダブルスで保木卓朗(27)とペアを組み、白星を挙げて優勝に貢献。「5連覇を目標にかかげてきた。リーグは楽しい舞台だと再確認できた」と充実感に浸った。この日は宮嶋航太郎、佐野大輔組をストレートで下した。

日本A代表同士が激突したシングルスは常山幹太(26)が西本拳太に逆転負けを喫した。

それでも最後の第2ダブルスは小林優吾(27)目崎駿太郎(20)組が、野田悠斗、相沢桃李組に競り勝ち、優勝をつかんだ。小林は「チーム一丸となってつかんだ勝利」と胸を張った。

昨年12月、トナミホールディングス社長だった綿貫勝介氏が逝去。亡きチームオーナーにささげる優勝旗となった。保木は「これまでサポートいただいた社長に、5連覇したことを報告できてうれしい」と実感を込めた。

◆S/Jリーグ 2016年発足のバドミントンの国内団体戦。今季は男女各12チームがSブロックとJブロックの2つに分かれてリーグ戦を実施。各ブロック上位2チームが11日からのトーナメントに進出した。